日産自動車のカルロス・ゴーン社長は十七日、同社工場の中で東日本大震災の被害を最も受けた「いわき工場」(福島県いわき市)を訪れ、製造設備を完全に復旧させた従業員らを激励した。工場内の食堂に集まった従業員約三百五十人を前に、同社長は「いわき工場は、日産がいかに危機的状況から早期に回復できるかを証明するシンボルとなった。本当に誇りに思う」と絶賛した。
いわき工場は高級車向けの大型エンジンを年間約三十八万台(二〇一〇年実績)生産。震災時には震度6強の揺れを計測し、工場の床が地盤沈下したり製造施設が傾くなどの被害を受けた。長引く余震で完全復旧は六月になるとみられていたが、二週間前倒しで今週から震災前のレベルまで生産が可能になった。
ゴーン社長は、従業員とともに「いわき工場は完全復活したぞ」と、喜び合った。
工場内は場所によってはいまだに十五~二十センチ地盤が沈下している。だが、製造施設の下に鉄板を挟んで高さをそろえるなどの応急処置で生産再開にこぎつけた。ゴーン社長は記者団に「約三十億円をかけて地盤の強化対策を行う」と、本年度中に本格的な耐震補強を行うことを明らかにした。
日産の各組立工場は現在、部品不足で五割強の稼働率となっているが、いわき工場の本格稼働により輸出向けの高級車などの生産を増やすことができることになった。
ゴーン社長、ありがとう。
彼は、日本人以上の日本魂を持っているかもしれない。
まだまだ不安定な中での生産復旧だけど、
頑張ってほしいと思うよ。
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